オンライン言語リハビリ「ことばの天使」
- 言語のリハビリを受けたいけど、近くに言語聴覚士がいない
- まだまだ回復途中なのに、リハビリは終了と言われた。
- これからどうしたらいいの?
という言語リハビリを希望するコミュニケーション障害がある人向けに
2019年からオンラインで言語リハビリを始めました。
当時は、オンラインでできるの?など厳しい言葉を頂きましたが、言語聴覚士のチームで研究を重ね、今は、オンラインならではの強みを活かした独自のプログラムを使って行っています。
- 脳卒中や頭部外傷の後遺症による失語症・高次脳機能障害(ことばが浮かびにくい、文章がまとまらない)
- パーキンソン病や脳性麻痺など構音障害(呂律がまわらない、不明瞭で聞き取りにくい)
舌癌の治療後で音が不明瞭 - 発達障害などでことばの遅れがある
- ことば・コミュニケーションの困りごとがある人
などに向けて広く行っています。
利用者の声
会社の上司との面談があり、何をどう話していいのかわかりませんでした。妻と一緒にヒアリングもしてもらったのがよかったです。動画を繰り返し見て、とても役に立ちました。
50代男性 / 失語症
病院ではドリルだけだったんですよ。もうリハビリは要らないと思いました。相談員さんに紹介してもらって申し込みました。3か月後に仕事に戻りましたが、リハビリの動画を見ているとまだまだだと思います。引き続き頑張りたいと思います。
50代女性 / 失語症
皆様には本当に感謝申し上げております。主人が楽しそうにオンラインに入っていますし、10分前にはiPadを指さして「早く」といいます。そしてトイレに行ってスタンバイしています。用意万端です。
70代男性と妻 / 失語症
これまでも人前で話をする機会が多かったのですが、声が小さかったので、内容がうまく伝わりませんでした。リハビリを始めて2か月目に発表する機会があったのですが、「いい話で感動しました」と始めて私の話について感想をもらえました。とても嬉しかったです。
60代男性 / パーキンソン病
なぜ私の話がわからないって言われるかがわからなかったです。こうして話をしたらいいのかとわかったので嬉しいです。毎回、練習をして、事業所でみんなとうまく話せたらいいなと思っています。
20代女性 / ADHD
人と会話するのに不安がなくなりました。私が望むリハビリをしてくれるところがなくて困っていました。同じ病気の人に知って欲しいなと思います。
50代女性 / 舌癌