代表あいさつ
脳卒中や頭部外傷など脳損傷の後遺症の一つに、失語症や高次脳機能障害というコミュニケーション障害があります。ともに長期にわたり回復する障害ですが、医療・介護保険の事情で、回復途中であるにも関わらずリハビリを打ち切られる人が何万人もいます。舌癌の手術の後、痛みも残っているにも関わらず、ケアもリハビリもありません。
パーキンソン病などの進行性疾患の人は、言葉よりも嚥下(飲み込み)の問題ばかりがクローズアップされています。
こうした人たちの「もっと自分のことばで話したい」という想いを聞き、2019年にオンライン言語リハビリを始めました。
2021年からは、言語リハビリを担う言語聴覚士の育成を始め、国家資格を持ちながらもコミュニケーション支援に関わりたいけど関わる機会がない言語聴覚士に対しオンラインで仕事ができるよう仕組み作りを始め、現在20名以上が登録しています。
2022年からは、放課後デイサービスや就労支援事業所との提携を始めました。
今後は、障害や病気の有無に関係なく、コミュニケーションに困っている人、そして周囲の人への支援を行っていきたいと考えています。
コミュニケーションが変わると、必ず人間関係が変わり、人生が変わります。
コミュニケーション支援を通じて、本人や周囲の人の未来を明るく変革したいと考えています。
代表取締役 多田紀子